リノベーション事例
★テレワークスペース
新型コロナウイルス感染拡大によって、働き方が多様化され、自宅でのテレワークの普及がとても進んでいます。
そんな生活仕様が大きく変わっていく環境下でも、デンマークハウスでは、デンマークハウスならではの空間をつくり続けています。
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枠組壁工法
《安全性》
日々の健やかな生活を支えている住宅。何よりも大事にしたいのは、安全性ではないでしょうか。「デンマークハウス」では、木造でありながらも、地震や火災に強いことが実証されている枠組壁工法を採用しています。従来の2×4材より強固な2×6材を使用し、さらに、ホルムアルデヒドなどの有害物質の少ない建材を使用することで室内の空気を常に清浄に保ちます。シックハウスなどの心配もありません。
《耐震性》
【耐震にも耐えたツーバイフォー・ツーバイシックス住宅】
世界有数の地震国である日本において住宅の「耐震性」はとても大事なことです。
床・壁・屋根が一体となった六面体(モノコック)構造のツーバイフォー、ツーバイシックス工法の住宅は地震の揺れを六面体の建物全体で受けとめ、力を分散させます。
そのため、倒壊や損傷が少なく地震に対して抜群の強さを発揮するのです。
平成7年1月17日兵庫県南部を襲った阪神淡路大震災。想像を超える大惨事となってしまいました。この地震による家屋の被害は全壊約101,000棟 半壊を含めた一部損傷が289,000棟以上。しかしこのような壊滅的な状況下でさえツーバイフォー、ツーバイシックス住宅に大きな被害はありませんでした。
【強固なモノコック構造】
「面構造」を基本にしたツーバイフォー住宅は、6面体ができあがると、家全体が強いモノコック構造(一体構造)となります。モノコック構造はもともと、極限の強度が求められる航空機用に開発されたもの。スペースシャトル、新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造です。
モノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮します。
《断熱性》
ツーバイフォー、ツーバイシックス工法は断熱性、気密性に優れ、冷暖房効率も高さが特長です。ツーバイフォー、ツーバイシックスの外壁は枠組材に構造用面材を貼った大壁構造のため、断熱材の性能を最大限に引き出せる構造体といわれています。
ツーバイフォー、ツーバイシックス工法は気密施工に向いた工法と言えます。特長でもある床、壁を組み立てていく大壁工法なので、気密性が確保しやすくなります。また、外壁室内側の石膏ボードの裏側に防湿フィルムを貼ることで、隙間面積(C値)を少なくすることができ、湿気による壁内結露を防ぎます。
デンマークハウスでは外張り断熱を実施しているので、より性能を強化することが可能となっています。
《気密性》
《耐火性》
木は火に弱い、とお考えではありませんか?
確かに木材は燃えやすい性質をもっています。
しかし、ある程度の太さや厚さがある(つまり断面が大きい)木材は、いったん燃えても表面に炭化層をつくるだけ。
火は内部まで進行しないため、強度が低下しにくいという性質をもっています。
700~950℃にまで達するといわれる現実の火災においても、実大火災実験の結果などから、これは事実として確認されています。
【木材と鉄骨の耐火性比較実験】
常温での強度が同一の木材と鉄骨を使った実験です。
木材は構造材として使われる通常のツーバイテン材2枚重ね(76×235mm)。
鉄骨はリップみぞ形鋼(150×75×20mm、厚さ3.2mm)。それぞれに500kgの荷重をかけ、約1,000℃まで加熱しています。
ツーバイフォー(2×4・2×6)構造部材は、加熱5分経過してもほとんど変形はありません。
同じ加熱時間で鉄骨部材の場合は、変形が始まりました。
【強さの秘訣はファイヤーストップ構造】
ツーバイフォー(2×4・2×6)の「ファイヤーストップ構造」
ツーバイフォー(2×4・2×6)住宅の場合、火の通り道となる床や壁の枠組材などが、ファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。
また床根太、枠組材などが一定間隔で組まれている床や壁の内部構造は、防火区域がいくつもつくられているのと同じ状態です。
この一つひとつの区画によって火の進行はさらに遅くなります。
火災時に防火被覆(せっこうボード)が万一突破されても、このように2重3重の防火機能をもつ「ファイヤーストップ構造」によって、ツーバイフォー(2×4・2×6)住宅は初期消火の可能性が高く、火災時の被害を最小限に抑えます。