top of page

アトピーと住まいについて「木材を使うことでダニを"防除"できますか?」











以前、アトピー性皮膚炎でお困りのお子様と一緒にデンマークハウスのモデルハウスにご来場いただいたお客様がいらっしゃいました。いろいろな住宅展示場を回られていたのですが、どの展示場でもしばらくするとお子様が、痒がって居られなくなり、ゆっくり見学することができなかったそうです。ところがデンマークハウスでは、1時間以上お話ししていてもお子様はかゆみが出ずに、ゆっくりと見学することができてデンマークハウスに決めていただいたことがあります。これは何が原因だったのでしょうか。 住宅の中には、通常ダニ類が生息し、それらのフンや死骸も存在します。それらは、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を引き起こす原因のひとつです。









木の床は、物理的にダニの住処をかくすことによる防除効果があります。集合住宅のリビングの床を畳あるいはカーペットから木の床に改装しダニの数を測定したところ、1平方メートルあたりのダニ数の平均は104匹から23匹に減少したという研究結果が得られています。(林野庁:科学的データによる木材・木造建築物のQ&A) 特にデンマークハウスで採用しているスカンジナビアンフローリングは、板と板の継ぎ目に溝がなくフラットになっています。この為、フローリングの溝にゴミ等が溜まる事がなくダニの住処をなくしています。そしてもう一つ木の床には、木材の匂い成分によりダニの行動が抑制されたとの報告があります。(林野庁:科学的データによる木材・木造建築物のQ&A) 特にデンマークハウスで採用しているスカンジナビアンフローリングは、オイル仕上げなので、いつまでも木が水分を吸ったリ吐いたりして木の匂いがします。一般的なフローリングはウレタン塗装などでコーティングされている為、木は呼吸できず、匂いもしません。









又、最近の日本の住宅で採用されている木材や家具は、表面に木を薄く削った「単板」と言われる紙のようなものや、木の柄をプリントした塩ビシートを接着剤で張り付けたものが多くを占めています。デンマークハウスでは、基本的には木材そのものに、オイル塗料を塗って仕上げていますので、木はいつまでも呼吸を続けることができています。同じ木造の家と言っても、実は大きな違いがここにあります。

閲覧数:22回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentarios


bottom of page