デンマーク高齢者住宅―日本の「バリアフリー」とは少し違います。

日本で「バリアフリー」というと段差をなくしたり手すりを付けたり、設備的な事を真っ先に考えますが、デンマークでは一番の「バリア」は「温度差」だと認識しており、先ずは断熱性を高め、家中どこでも温度差の無い快適な空間を確保します。










実際に日本で家庭内で発生した死亡事故は交通事故の2倍以上。家庭内事故で最も多いのは溺死。更に溺死の9割は65歳以上です。その多くは冬場の浴室で発生しています。寒い廊下を通り、寒い洗面で服を脱ぎ、熱い湯につかったことで血圧が上下し心筋梗塞や脳梗塞を起こしてしまうのです。










デンマークでは断熱性能を高めた上で、やさしい輻射暖房であるパネルヒーターによるセントラル暖房が一般的です。










日本では断熱性が低いのでランニング費用を抑える為に各部屋毎に暖房します。断熱性を高めれば24時間全館空調してもランニングコストはかかりません。そして24時間家中どこでも快適に過ごせます。



















又、仕上に無垢の木を使うことで、ニオイを吸収して木のいい匂いを持続したり湿度を調整してくれます。表面をウレタン塗膜で覆ったような工業化された木製品ではその機能はありません。天然オイルなどで仕上げた木を使わなければなりません。










木造でも耐火建築物とすることが可能になりました。3階建ての高齢者向け共同住宅も可能です。










又、大規模な共有施設の建設も可能となります。










鉄筋コンクリートや鉄骨ではなく、断熱性に優れ環境負荷の少ない木造建築は、人にも環境にも大変やさしく、現在世界中で木造が見直されています。

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