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デンマークの節分『ファステラウン』

本日2月3日は節分の日ですね。


日本では、一般的に「鬼は外、福は内」と言いながら豆を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う習慣がありますよね。


デンマークでは、日本の節分ともいえる「ファステラウン」があります。


今は子供達が主役のイベントで、思い思いの格好に仮装して、学校や教会などで、黒猫の絵を描いたりシールを貼った樽を、木の棒でたたきます。

この樽にはお菓子が入っていて、樽が割れると、子供達がもらうことができます。樽を割った人は、キャッテコンゲン(猫の王様)、キャッテドゴニンゲン(猫の女王様)と呼ばれて、紙でできた王冠の帽子やプレゼントをもらいます。その後、みんな、ファステラウンズボラーと呼ばれる菓子パンをもらって、楽しいひとときを過ごすというのが、このイベントです。

昔は、魔女の使いと考えられていた本物の黒猫を樽に入れ、棒でたたき壊した人がパーティーの主役になれたそうです。

春に訪れるイースター(復活祭)までに、樽をたたいて厄払いをするという意味合いがあったそうです。


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